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なぜ発達障害の子は給食を食べるのが遅いの?原因と解決策をご紹介!

この記事は消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、複数人の主婦ライターが作成しています。運営費のために一部外部リンクには広告が含まれています。

なぜ発達障害の子は給食を食べるのが遅いの?原因と解決策をご紹介!

悩む人

・ご飯を食べるのが遅いのは、発達障害と関係があるの?
・給食を食べるのが遅い子どもが多くて悩んでいる。
・給食を早く食べさせる方法は何かあるの?

食事は毎日欠かせないことだから、お子さまの食事スピードって気になりますよね。

私も何人もの児童を担当していましたが、児童の食事スピードで悩んだことがあるので、その経験やアドバイスも混ぜてご紹介します。

本記事では、給食を食べるのが遅い原因や解決策、リスクをご紹介します。

はな

結論から言うと、食べるスピードは成長するにつれば、だんだんを速くなるものです。だってうちの息子はちょっとずつではありますが、速くなっているので。体感30分くらいで食べていたのが、今は15分くらいになりました。

食べるのが楽しいって思ってもらうのも大事ですね。

キャラクターもののスプーンとか使ってみるのも1つの手ですよ〜

はな

 

あーそうそう!うちの息子は、最近はこの教材 を使っているので、送迎も要らず、家で一人で毎日やってくれているので本当に助かっています。

発達障害を抱える息子のイメージ

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【結論】給食を食べるのが遅くても問題ない!

【結論】給食を食べるのが遅くても問題ない!

食事スピードよりも大切なことがあります。

ご飯のスピードとお子さまの将来は関係しているのかが分かります。

はな

ご飯を食べるスピードで困っている大人はいない

結論から申し上げますと、ご飯を食べるスピードで困っている大人はいないので、給食を食べるのが遅くても問題はありません。

大人になってから、「ご飯を食べるのが遅くて困っているんだよね」なんて言っている人はいませんよね。

はな

たしかに、小さい頃は食べるスピードが遅くて注意されたことは誰しもが経験しています。

しかし、大人になっても「早くご飯を食べなさい」と注意されている人はいないので、そこまで心配しなくても大丈夫です。

初めは食べるのが遅くても、徐々に食べるスピードは早くなるものなので、安心してください。

食事スピードよりも勉強さえできれば問題ない

先ほど食事スピードについて心配する必要はないとお伝えしましたが、それ以上に勉強が大切です。

今後、お子さまが自立していく上で、食事スピードは関係ありませんよね。

はな

お子さまの将来を考えると、重要なのは食事スピードではなく、勉強です

文部科学省が公開するデータ「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する 調査結果について」によると、小中学校の児童の中で「学習面で著しい困難を示す」と答えた児童が6.5%いると示されています。

つまり、発達障害の可能性があるお子さまの6.5%は、学習面で著しい困難を示すと答えているという事です。

よって、お子さまの自立を考えるなら、今のうちから勉強に力を入れることをオススメします。 

 

うちの子は、勉強嫌いだったのですが、最近、すらら のタブレットで毎日コツコツ勉強してくれていますよ。

本人は「ゲーム感覚で楽しい!」って言ってくれていますし、わたしは自分の時間が作れて美容院に行ったり、お買い物に自由に行けたりできています。ストレスがグッと減りましたよ〜

  

それに、すらら は、発達障害を抱えたお子さんや親からの口コミ評判がかなり高くなっています。

ただ、実際に使ってみたり、ママ友の話を聞いてみた感じ、タブレット学習は子供によって合う・合わないがあると思いました。ですから、いきなり申し込みをせずに、まずは資料請求だけしてみて、2〜3日後に届いた資料を一緒にお子さんとみるところから始めることをお勧めします。

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【体験談】発達障害の息子にすららのタブレット学習を使ってみた|口コミ評判もご紹介 【体験談】発達障害の息子がすららのタブレット学習を使ってみた|口コミ評判もご紹介

発達障害の子供が給食を食べるのが遅い原因

発達障害の子供が給食を食べるのが遅い原因

給食を食べるのが遅い原因は3点あります。

発達障害のお子さまの給食を食べるのが遅い原因が分かります。

はな

原因1.好き嫌いが多く食べ切るまでに時間がかかってしまうから

発達障害のお子さまが給食を食べるのが遅い原因の一つとして、偏食があるため、食べきるのが遅いことが考えられます。

大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科が公開するデータ「自閉症児の食嗜好の実態と偏食への対応に関する調査研究」によると、お子さまの食事に偏りがあると答えた保護者の割合は約8割となっていました。

この研究によると、自閉症児のほとんどが偏食であるということが分かります。

どのお子さまにも該当しますが、嫌いな食べ物を食べるには時間がかかるので、食べるスピードが遅くなってしまうというわけです。

原因2.手先が不器用で箸やスプーンを使うのが苦手だから

発達障害のお子さまは手先が不器用でお箸やスプーンを使うのが苦手なことも、給食を食べるのが遅い原因です。

特に発達性協調運動障害(DCD)のお子さまは、手先が不器用という特性があります。

箸やスプーンを使う場合は、細かな動きが必要になるため、苦手だというのは仕方がありません。

どんな人でも得意不得意があるように、発達障害のお子さまは手先が不器用というだけなので、親御さんがお子さまを理解してあげることが大切です。

私もそんな児童を見ていて、スプーンやフォークしか使えなかったのに、補助付きのお箸から普通のお箸を持つことができるところまで成長していました。

トレーニングをすれば、少しずつ上手く使えるようになるので、安心してくださいね。

はな

原因3.時間を意識して食べていないから

発達障害のお子さまの給食を食べるのが遅い原因の一つとして、時間を意識していないことも挙げられます。

この時間までに食べ終わるという明確なゴールがなければ、お子さまもダラダラ食事をしてしまいますよね。

はな

実際に私自身もご飯を食べるのが遅い児童を何人も見ていた際に、「この時間までご飯を食べ終わろうね」と声かけをしていました。

すると、お子さまもその時間までに、頑張って食べきろうと意識するので効果的です。

声かけをするこちら側も、時間を意識できるので、お子さまがどれぐらいで食べ終わるのか把握できます。

発達障害のお子さまが給食を食べるのが遅いのは、時間を意識して食べていないのが原因の一つというわけです。

 

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発達障害の子供が食べるのが早くなるトレーニング方法

発達障害の子供が食べるのが早くなるトレーニング方法

少しの工夫でお子さまの食べるスピードが早くなるかもしれません。

発達障害のお子さまの食べるスピードが、早くなるトレーニング方法をお伝えします。

はな

食事スピードアップ方法1.子供が食べやすいご飯を作る

発達障害のお子さまの食べるスピードが早くなるトレーニング方法は、お子さまが食べやすいご飯を作ることです。

大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科が公開するデータ「自閉症児の食嗜好の実態と偏食への対応に関する調査研究」によると、お子さまには食べ物が嫌いな要因がありました。

嫌いな要因として、「匂いが強いから」が一番多く、続いて「飲み込みにくい」、「大きくて食べにくい」が挙げられています。

これらは、調理方法によって改善できるものばかりなので、少しの工夫で食べてくれる可能性があるということです。

発達障害のお子さまは感覚過敏が多いため、どういったことに過敏かを意識してみるのもいいですよ。

はな

食事スピードアップ方法2.使いやすい食器を使う

使いやすい食器をを使うことも、発達障害のお子さまの食べるスピードが早くなるトレーニング方法として効果的です。

お子さまに合った食器やお箸などを使うだけでも、ご飯が食べやすくなります。

お箸を全く使えないお子さまは、スプーンやフォークを使用していただいていいのですが、少しずつレベルアップさせることも大切です。

スプーンやフォークはどういったものを選べばいいのか疑問に思っている方へ、ポイントをご紹介しますね。

スプーン・フォークを選ぶポイント

  • 滑り止めがついている
  • 熱伝導のないプラスチックや木製の素材にする
  • ある程度の太さがあって握りやすい
  • スプーンは汁物などがすくいやすいように深くなっている

すくいやすいフォークとかもありますよ。

 

スプーンやフォークには慣れたけど、まだお箸を使うのが苦手なお子さまは、補助付きのお箸を使ってみてください。

補助付きのお箸にもいくつか種類があるので、ご紹介します。

補助付きお箸の種類

  • 指が入れられるリングが付いている
  • お箸の間にバネが入っていて食べ物を挟むことができる
  • 指をおくことができるくぼみやサポートが付いている
  • お箸同士を引っ付けられるシリコン付きのお箸

食器に関しては陶器は割れてしまうので、プラスチックのものがオススメです。

トーマスの補助付きお箸とか口コミが多くおすすめですよ。

こういったことを意識して、お子さまに合った物を選ぶようにしてみてくださいね。

はな

食事スピードアップ方法3.タイマーを使って時間を視覚化して食事

発達障害のお子さまの食べるスピードを早くするには、タイマーを使って時間を視覚化するのも方法の一つです。

食べるのが遅い原因として時間を意識していないからと紹介しましたが、それを対策する方法としてタイマーを使います。

タイマーは残り時間が分かるので、時間を意識する習慣がつくというわけです。

初めの設定時間は40分に設定してみて、厳しそうなら50分と伸ばしてあげて、早くなってきたなと感じたら30分と少しずつ短くしてください。

キャラクターのタイマーとか人気ですよ〜。

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早く食べるトレーニングですので、徐々に時間は短く設定するようにしてくださいね。

はな

時間設定に関しては、お子さまが食事にどれくらい時間がかかっているか把握した上で、親御さんが設定していただいてもかまいません。

デジタル表示のタイマーは残りの時間が分かりにくいという場合もあると思いますので、その場合はアナログ時計がいいですよ。

まだ時計が分からないお子さまなら、砂時計は分かりやすいのでオススメです。

 

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無理に発達障害の子の食事を早くさせるのはリスクが高い

無理に発達障害の子の食事を早くさせるのはリスクが高い

お子さまに早くご飯を食べさせるのは、リスクも伴います。

リスクを理解するだけで、十分に回避することができます。

はな

注意点1.ご飯を全く食べなくなるリスク

無理にお子さまにご飯を早く食べさせるリスクの一つとして、ご飯を全く食べなくなることが挙げられます。

そもそも、早くご飯を食べてほしいと思うのは親御さんではないでしょうか。

そこで一度考えていただきたいのが、お子さまの気持ちです。

お子さまが早くご飯を食べることによるお子さま自身のメリットは少ないですよね。

はな

お子さまは毎日食事を急かされることによって、食事は楽しくないものという認識になり、食べなくなってしまうリスクがあるということです。

注意点2.偏食が加速してしまうリスク

無理にお子さまにご飯を早く食べさせると、偏食が加速してしまうというリスクがあります。

お子さまがご飯を食べるのが遅い原因として、好き嫌いがあるとご紹介しました。

発達障害のお子さまの偏食の割合は8割というデータがありますが、急かしてご飯を食べさせるとその偏食が加速してしまう可能性があります。

大阪府立大学総合リハビリテーション学研究科が公開するデータ「自閉症児の食嗜好の実態と偏食への対応に関する調査研究」によると、「偏食への対応の実践率と効果(環境面への対応)」において、「介助者が強制・固執しない」ことに80%以上の方が効果があったと言っていました。

つまり、食事の介助をする親御さんが食べることを強制することは、お子さまにとって好ましくないことだと言えます。

お子さまの偏食を少しでも良くするために、食事を急かすことは、ほどほどにしておきましょう。

注意点3.喉を詰まらせてしまうリスク

無理にお子さまにご飯を早く食べさせると、喉を詰まらせてしまうリスクも考えられます。

これは、大人でも急いで食べると喉が詰まるのと同じで、お子さまならますます危険です。

大人の気管の直径が約2〜3cmであり、お子さまだと約1cm未満になります。

食べ物をたくさん詰め込んでしまったら、喉に詰まってしまうことは目に見えていますよね。

ご飯を早く食べてほしいという親御さんのお気持ちも分かりますが、こういったリスクがあるということも、念頭に置いてください。

 

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食べるのが遅い発達障害の子によくある質問

食べるのが遅い発達障害の子によくある質問

給食時間や居残り給食についてお答えします。

給食時間と居残り給食についての教師の指導方法が分かります。

はな

Q&A.・給食時間はどのくらいなの?20分くらい?

小学校の給食時間は大体40〜50分くらいとされていますが、学校によって異なります。

これは給食の準備から片付けまでを含んだ時間なので、食べる時間を考えると15分〜20分ほどしかありません。

これは、スムーズに準備や配膳が終わった場合の時間なので、実際にはそんなに時間がないという可能性もあります。

こう見てみると、小学生の給食時間はかなり短いことが分かりますよね。

はな

小学生の給食時間は40〜50分で、その内昼食を食べる時間は、約20分ほどということになります。

Q&A.・食べ終わらないときは廊下で居残りって本当?

給食を時間内に食べ終わらない場合に廊下で居残りをしている学校を調べてみましたが、ありませんでした。

日建教誌が公開するデータ「小学校における学級担任による給食指導」によると、「ごちそうさまをした後も,全部食べるまでは片付けることを認めない」と答えた教師は、「栄養教諭・学校栄養職員と相談あり」で12.8%、「栄養教諭・学校栄養職員と相談なし」で8.5%いました。

これは、教師の給食指導の中ではかなり低い割合となっているので、完食を強制している教師は少ないと言えます。

「ごちそうさまをした後も,食べ続けることを認める」と答えた教師は、「栄養教諭・学校栄養職員と相談あり」で31.4%、「栄養教諭・学校栄養職員と相談なし」で24.6%いました。

上記2点の割合を比較すると、完食を強制していないが、食べ続けてもいいといった形で指導をしているということが分かります。

親御さんの時代では、給食を完食しなければならないという風潮があったと思いますが、現在はそんなに厳しくしている学校はほとんどないということですね。

はな

 

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発達障害の子の食べるスピードは多めに見よう!

発達障害の子の食べるスピードは多めに見よう!

今回は、発達障害のお子さまの食べるスピードが、遅い原因や対策についてご紹介しました。

食べるスピードが遅いということは、発達障害のお子さまの発達上の特性でもあります。

人よりも少しだけ苦手というだけなので、ゆっくりでいいから「出来るようになったらいいね」という心持ちでいてください。

親御さん的には、早く片づけたいし、日課を早く済ませてほしいという気持ちがあると思いますが、いつかは早く食べることができるようになるので、多めに見ましょう。

 

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